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2009年06月 アーカイブ

2009年06月01日

トマトはトマト

ついつい人間は幸せや楽しい気持ち 
逆に不幸や怒り嫌な気持ちになる事を
誰かから与えられたり外的な要因に寄って
そういう気持ちに「させられる」ものだと思いがちだけど 
実はそれらの感情は全て自分の中で作り出し選び取っているだけなのだ

例えば 誰かが突然
「トマトをあげる!」
と自分に向って投げて来たとして

トマトが大好きな人なら
「わあ!トマトくれるんだ ありがとう!」
と幸せな気持ちになるであろうし

トマトが大嫌いな人なら
「なんだよ トマトなんか投げて来て嫌がらせか」
と怒ってしまうかもしれない

また用心深い人なら
「トマトなんて知らない人からもらっても気持ち悪いわ」
と気分を害してしまうかもしれない

どの場合もトマト(要因)は変わらない トマトのまま
トマトを投げた人は 
相手が喜ぶだろうと思って投げたかも知れないし
相手に嫌がらせをしようと思って投げたかも知れない
あるいは特に何も考えずにただ投げただけかも知れない
(又 喜んでもらおうと投げたトマトを「要らない」と投げ返されたり
間違って頭にぶつけてしまって怒られたり 
気づかれずに落ちて踏みつけられてしまったり 
というような事だって大いにあり得るのだ)

結局のところ投げた側の意図や感情は受けた側と常にイコールではないのだ

トマトは受け取る側に寄って
どういう感情を選ぶかに寄って
幸にも不幸にも喜びにも悲しみにも怒りにもなるわけである

つまりトマトはトマトに過ぎない

トマトはトマトなのであって
またトマトを投げた人はトマトを投げた人なのであって
それ自体=喜びでも悲しみでも憎しみでもないのだ

自分に向ってわけの分からない事で怒鳴る上司も
目の前で危ない運転をするドライバーも
突然別れを告げるガールフレンドも
頭にトリのフンが落ちる事も
希望の大学に落ちることも
(なかなか難しいことだが)
それ自体は ただのトマトなのであって 不幸ではない
要因やきっかけにはなり得るがイコールなのではない
 
冷静に考えてみれば
トマト自身は人を不幸にする事も幸せにする事も出来ない
だって トマトはトマトなのだから!

トマトと自身の感情を切り離して考える事は
時にはとても難しい事でもあるけれど
(なぜなら要因はトマトのような可愛いものではなく
暴力などもっと明らかに悪意のようなものもあるだろうから)
やっぱり何を投げられても
最後に感情を選ぶのは自分
その感情に寄って幸せになるのも不幸になるのも自分

出来うる限り何事に対しても前向きな感情を選びとるよう注意して
それが難しくとも せめて後ろ向きになりそうな時は
「なんでもないことである」
「小さなことにこだわるには人生短すぎる」
くらいには思えるようでいたいものである
きっとそれが幸せに生きる秘訣
幸せを選ぶも不幸を選ぶもこれまた自分次第なのである

まあ トマト=幸福 と思える場合は
混合したままで大いに結構だと思うけれど
(ようするに幸せならば何でもよし)
もしひょっと トマト=不幸 
と混合しそうになったなら
「トマトはトマト」
と呟いてみるとよい
一体どうして自分はトマトのせいで
そんなに怒ってみたり悲しかったりしたんだろうと思えたりする
(少なくともオイラは)


トマトはトマト 

それ以下でもそれ以上でもないのだ 

2009年06月02日

リッチホムレス

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<近所に咲く綺麗な花>

ビビといつも歩く散歩道
のんびりするにはうってつけの場所のせいか
時折ホムレスの方の姿も見かける

最近になっていらっさるようになった
もじゃもじゃおひげのおじさん
いつも公園の一番手前のベンチに座ってひなたぼこ
またはお昼寝をされている

たまにホムレスの人で色々話しかけて来る方がいて
ちょっと居心地悪かったりするのだけれど
彼はただいつもそこに静かに座っているだけで
(暑くなると上着を丁寧にぬぎベンチにかける
寒くなると丁寧にほこりを払って上着を着る)
オイラはそんな彼に好感を持っている


さて
おととい近所のスーパーにトイレットペーパーを買いに行った
するとそこで そのもじゃもじゃおじさんにバッタリ遭遇

え おじさんホムレスなのにお買い物出来るの?
いやでもお腹空くもんね
きっと小銭をかき集めてドーナツでも買ったのかな

と ふとおじさんがぶらぶら下げている袋を見ると
どうもそれは食べ物ではなく衛生用品(1つ)のようである
清潔好きでリッチ(ではなさそうだが)なホムレス?!

これでさっぱりおじさんの職業が分からなくなってしまった

ううむ

2009年06月03日

だって面白いんだもん

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<宇宙犬/人生(犬生)何かと思い通りに行かなくて拗ねる犬>

本日はビビぞの定期検診に行って参りました
とりあえず 健康です印を頂き安心
あ〜 やっぱりいつものケネディ先生だと安心するわあお母さん

診察中緊張のせいか
「ぼおおおおおおおおおおおッ」
と今年最大級のゲップを披露し
先生と看護師さんに
「今のなに?なに?ビビちゃんのゲップ?すごいなあ」
と大笑いされ なぜか母が顔真っ赤

さて 先日不注意でガラスを割って
足に擦り傷を作ってしまった母なのだけれど
ビビぞさんも数日前からホッペタに引っ掻き傷を作ってしまい
親子で仲良く軽く負傷中

ビビぞは少し良くなったと思いきや
また引っ掻いて悪化の繰り返しだったので
今日診て頂きました
 
ほっぺの周りの毛を剃られ薬を塗ってもらって
生まれ始めてカラーを付けられる事になってしまったビビぞ

看護師さんがじゃーんと持ってきたブツを見て思わず
「で でかいな」と言ってしまったオイラ
看護師さんはそれ聞いて笑っていましたが
もちっと小さくても良いのでないかと思うのですが
まあプロにお任せ

カラーをしている犬というのは
どうもイト哀れな感じで
ああイタイケなビビぞと母は最初マユゲを下げて
「おおー ぷあしんぐー」
って感じだったのだけど そのうち

「おかあしゃーん」ぬおーッとビビぞが近寄ってくると頭でかい
運転中見にくいです うぷぷ
そして 今イチ距離感がつかめないらしく
ガツ ガーン バゴ 
と色んなところにカラーをぶつけながら歩いている
その宇宙人のようなビビぞの姿がおかしくなって来て
「フハハハハハハハハハッッ」
と笑いの止まらない母でした

ごめんね ビビぞ
母はあなたをとっても愛しているのよ

2009年06月04日

D.I.Y {lamp shade}

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<こんな感じ/ディティール/灯りをつけるとこんな>

以前のD.I.Yで紹介した(3月12日参照)
IKEAで買ったベッドサイドのランプ
とりあえずの状態だったのをさらに改良しました

長過ぎるコードをまとめてハギレ布でクルクル巻き
シェイドがちょっとシンプル過ぎてつまらないかなと
ビンテージのレースで自分でシェイドを作ってみました

イエーイ!
電気をつけるとレースの隙間から
こぼれる灯りがなんとも言えず良い感じ
なかなかお気に入りッス

おかあしゃんたら今頃ですか

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散々笑いましたけど(今もまだ笑っちゃいますけど)
やっぱり不憫ですう この姿

だんだんビビが宇宙人ではなく
マッチ売りの少女 もしくは
めちゃめちゃに働かされている哀れな茶摘み娘
に見えて来ました

カラーを赤く塗るとか
麦わらにするとかしたらもっと雰囲気出ると思う

不憫じゃのう
後3日の辛抱じゃ

村上春樹

最近 (古事記挫折中)
あまりにもメールの量が多くて全部読みきれていなかった
「少年カフカ」(海辺のカフカが出版された際の特別企画
村上さんと読者がメールのやりとりしたものをまとめたもの)
をまた読み直しています

改めて 春樹良い事言うなあああ と感心
この人は本当にタフで優しい 
そしてとても良い歳の取り方をしていると思う

それから
モノを造る人としての考え方に深く共感です

以下抜粋

*******************

「僕らのような仕事にとっては、継続がほとんど全てなんです。
継続し成長する事がもっとも甘美な復讐です。
それ以外のことをあまり深く考え込まない方がいいです。」

「魅力的に年齢を重ねる女性を見るのは、人生における大きな喜びの一つです。
それは考えようによっては、若くて魅力的な女性を見るよりも、素晴らしいことです。
あなたはたぶんまだお若いので歳を取るということについて何か思い込みのようなものが
あるのかもしれません。世界には色んな歳の取り方があります。
そしてそれは決意と努力によって、自分である程度コントロール出来ることなんです。
そういうのは洋服や化粧だけの問題ではありません。
むしろ精神の在り方によって大きく変わってくることです。
僕はそのような達成を目にするのがわりに好きなんだと思います。」

「でも僕は思うんだけど、すべての物事には必ず良き面と悪しき面があります。
あなたは人間不信という宿命を背負ったわけだけれど、
それはあなたという人間性をある意味ではとても深くしているはずです。
またそういう人間不信をくぐり抜けて愛する事が出来る人を、
他の人が誰かを愛するより深く愛しているのでないでしょうか?
そういう自分自身の「良き側面」に目をやるしかない。
「悪しき側面」にあなたを掴ませないように。
僕はそう思います。世界のどこかにはいつも日がさしているはずです。」

「でもねえ、僕は思うんですが、英語はぺらぺら流暢にしゃべれるけど、
退屈な事しかしゃべれないみたいなやつ、結構世の中に多いんです。
そういうやつになるよりは、べつに喋り方は下手でも良いから、
無骨でも良いから、自分が言いたい事をちゃんと持っている、
みたいな人にまずなるのが大事なんじゃないかと僕は考えます。」

「カフカくんがタフになろうとしているのと同じ様に、
僕も僕なりにタフになろうとしています。
カフカくんは15歳で、君は19歳で、僕は53歳ですが、
だいたい同じようなものです。がんばりましょう。」

「でも僕の描いている人々は、決して世の中をすねたり、
反社会的であったりするわけではありません。
みんな自分の設定した持ち場でそれなりに
全力を尽くして生きている人たちだと思うんです。
その営為が結果的にうまくいくかいかないかはまた別にして。そうですよね?
というわけで僕が想定している読者もやはりそういう人々です。
例えどこにいるとしても、何をしているにしても、
それなりに全力を尽くして、自分なりの生きる意味を見出したいと考えている人々。
誰かを何かを真剣に愛したいと考えている人々。」

「僕はとにかく「身体を鍛える。時間をかける。」と言うきわめてシンプルな
ポリシーでこの20年以上ものを書いています。
それが真摯であるかどうかは分かりませんが、
せっかくものを書いて生活出来る様になったからには、
とにかくベストを尽くすしかないですよね。
他人の足を引っ張ったり、言い訳したり、仲間同士で睦あっている暇があったら
次の作品を書く、これしかないです。」

「それらの作品を書いたという喜びと温かみはしっかり心に残っていますが
かたちになった作品そのものにはそれほど興味を抱く事が出来ません。
僕は(ものを造る人間として)先の事にしか興味が持てないんです。
人間が生きて行くというのは、多かれ少なかれそういうことです。
僕らは先に進んでいくしかないわけです。」

------村上春樹 「少年カフカ」

2009年06月05日

ご陽気 feeling productive

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<ハートのミニクッチョン 製作中の図>

近頃季節柄 ボッサやレゲエ聴きながら
ガンガン「愛すべき下らないモノたち」を
生み出しております

ラテンや南の島の歌は良いですね
やっぱり人生ご陽気に生きるが一番よ

don't worry be happy 

そういえば遠い昔 語学学校時代は
サウスアメリカンの友人ばかりに囲まれていて
お互い英語はヘタクソだったけど
ハートでしっかり繋がっていた気がする
(ルイスやウンベルト元気かなあ)
結構行けばすんなり地元に溶け込める気がするのよ

いつかはブラジールに行って
リオのカーニバルで踊りたい
(踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃそんそん)

ビバ ブラジール!
(脳内夏)

2009年06月07日

D.I.Y {mini cushion}

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ハートとまるのミニクッション

作る 創る 造る

「作る事が楽しい」

が 全ての始まりで
今も全くその核の部分は変わらないのだが
いつのまにか
「作る事で自分の生きる価値を確認」する
そういうものが加わった気がする

実際作品が社会の目に触れるか触れないか
役に立つか立たないかだとか
周りからみて価値があるのかないのかなどは
また別の問題だ
ただ単純に創るという行為が自身にとってとても大切なだけ

大袈裟に言うと(自分自身をみるのに)
作るなら生きていても良いが
作らないなら生きている価値がない 
というようなことかも知れない 

伊坂幸太郎のお話の中で
「一人の人間が生きて行くのにどれだけたくさんの生き物が
犠牲にならなければいけないか」
というような事が書いてあり本当そうだなあと思った

そして世の中には生きたいと願うけれど
それが叶わない人たちもいる

創らない自分はまさにそれを全て無駄にする
どうしようもないダメ人間に思える 

創る行為は深く自分の精神状態と関わってくるので
(オイラの場合)常に自分の精神を安定させて 
創り続ける事がとても大切になる 
また逆に創る行為で精神を安定させていることもあるかも知れない

何もしないで考えたり 本を読んだり 文章を書いたり
人と話したり 美しいものを見たり そんな時間
そして じっと待つ時間(機が熟す というのだろうか)
そういう時間もまた創る行為の中に入ると思うのだけれど

ふと 高校生の頃の自分を振り返ると
恋愛話なんかとともに「ヒマだね〜」「なんか良い事ないかなあ」と
放課後友達といつまでもファーストフードの店で喋っていた記憶がある

あの時間を今ならかなり有効に使えると思うのだけど
まあそんな時間もあの時は必要だったのかも知れないし
そんな時を過ごして来たから分かる事もあるのかも知れない 
(と思いたい)

「ヒマ」という言葉は
モノツクリと真っ正面に向かい合うようになってから
オイラの辞書からすっかり消えてしまった
幸い 創る事はいつでもどこでも一人でも出来るので
時間があれば何かを作ったり 
又は何かを作るための準備期間にあてられる

そして ヒマだと思うことがないのは
大切な何かをきっと無駄にはしていないと思えるというのは
(主観的なことではあるけれど)
生きていてとても幸せな事だと思う

創る人で 幸せです

祝 脱カラー

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無事カラー 外せました
バイバイ 可哀想なマッチ売りの少女

傷の治り具合も順調でほぼ完治
(先生がくれた薬を塗ると
面白いくらいかさぶたがポロリンと落ちるのであった)

カワイイお顔がよく見えてお母さん嬉しいわ♥

2009年06月08日

D.I.Y {lamp shade 2}

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今度はキッチンのライトシェイド

作り付けのカバーは取ったりはめたりが非常に不便なやつであった
電球を替える時いちいち面倒だから外したままにしちゃってて
ちょっとカワイソウなお姿でした

よしこれまた自分で作っちまえー
と 家にあったハギレ、ビンテージレース、毛糸、スパンコールで
ちくちくちく

いいんじゃあなあい

灯りをつけると何でも美しく見えるところがミソ


2009年06月10日

ピンキイ

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最近ピンキイなオイラ
描く絵もピンキイ

アナザ ミニクッションとライトシェイド(写真ナシ)作りましたムキ
制作意欲暴走中

2009年06月11日

キキカフェアゲイン

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かのしゃんが遊びに来てくれたよ
イエイ
キキカフェオープン

今日のメニュウは
*サーモンホイル焼き(タマネギ、ピーマン、しいたけ添え)
*マカロニトマト枝豆サラダ
*焼き天プラ大根おろしかけ
*豆腐ワカメ玉子のお味噌汁
*大豆とヒジキの混ぜご飯
デザート
*レモンクリームタルト生クリーム&マスカルポーネ添え
*いちご
*グラハムベア

でした

そして!
にゃんと!
かのしゃんが!

おみやげにL.A.Burdickのマカロン持って来てくれましたー♥
初マカローンローン

うふうふうふ
カワイイ
あすたゆっくり頂くのです
うふうふうふ

2009年06月13日

本日は晴天なり

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<オレガノの花 ウチではすっかり鑑賞用のハーブ>

久しぶりな気がする
青空なボストン
んんー 気持ちいい♥

人生初のマカロン
大変美味しく頂きましたムフ
かのしゃんから「味を当ててみて」との
ことだったのですが
チョコ、コーヒー、ジンジャー、ラズベリー
これはたぶん当たっていると思う
でも残り一つが分かりませんでした
ちなみにすごく不思議な味がしました
何味だったのだろう
さすがチョコの店だけに
中でもチョコが大変おいしゅうございました
ありがと♥ご馳走さまでした


今日のお悩み
「トマトはみそ汁に入れてもいいのか」


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2009年06月25日

おてんとうさま

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<知らぬがほとけ おくつろぎ中のビビさん/4日振りの青空>

朝起きた時久しぶりに
太陽の光がピカーッと窓から差し込んだ
ンー 青空最高!
(今はまた少し曇っているけれど)

雨の日も嫌いじゃないけど
やはりこう長期戦で毎日毎日シトシト降られると
気持ちも沈むし太陽が恋しくなってしまう

おかげで今日の散歩は楽しかったな

明日はビビの大の苦手なカミナリさんが来るらしい
カミナリさん ビビの為にササッと手短かに通り過ぎてやって下さいな

グラハムクラッカーサンド

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あてくし レシピ通りの材料を揃えようとするより
あるものでどうにかなるように
料理の方を合わせようとする人
(失敗することもあるけど基本創作好き)

オイラもお気に入りの人気有名レシピブログ
「母ちゃんちの晩御飯とどたばた日記」
さん
(何だか読んでると元気になるブログです お料理もいつも美味しそうだし
お忙しいだろうにこれだけマメに長文でブログを更新されてるのもスゴイ!)
で紹介されていた美味しそうな
お菓子レシピをちょっとだけ自己流に変えて作ってみた

市販のハニーグラハムクラッカーに
マスカルポーネチーズと干しぶどう、お砂糖をよーく混ぜて挟んだオヤツ
六花亭のマルセイバターサンドが大好物なオイラ
ちょいと同じニオイを感じるお菓子です

本家レシピではグラハムクラッカーでなくビスケットを使用
ラム酒に干しぶどうを15分ほどつける事になっていたのだけど
ラム酒がお家になかったので
香り付け+ぶどうを柔らかくする為 
赤ワイン少量で代用してみた
あ ぜんぜん大丈夫 オイチイ

かのさんちにオジャマする時 
1個づつラッピングして手みやげに持参致しました
なかなか好評で良かったデス
(かのさん レシピ伝える時 
お砂糖以外にも赤ワインを忘れてたよ!)


2009年06月26日

ライムウォーター

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どこからともなくかすかなギターの音が聴こえてくる夏の午後

警戒していたカミナリさんは来ませんでしたが
一雨降って珍しく湿気モワモワなボストン
とは言え日本のようにたまらんどうにかしちくれー
というほどヒドイものではないので全然快適ですが

身体の具合が良くない時に100%ジュースを飲むくらいで
甘い&冷たい飲み物はあまり飲まないオイラですが
(漢方診断に行ってからは真夏も熱い茶を飲んでおりますハイ)
モワモワ気候に誘われ「キューリの様にクールな」(村上語)
ライムウォーターを作って飲みました あ これも甘くないけどさ

スカッー!

うむ ウマヒ 炭酸があればもっといいかも
今度はペリエでも買って作ってみようと思うよ

海辺のカフカ

発売当時に購入 1度読んだ切りになっていたのだけれど
少し前に2ラウンド目を読み終わりました
春樹っつあんの長編はどれも長いので
(スプートニクの恋人は好き+
あれくらいが読み返し易い長さなので良く読むけど)
読むまでは「読むぞ!」と気合いが必要なのだけど
読み始めるとこれがするするするっと読めてしまう

村上春樹さんの小説とオイラの歳の重ね方みたいなものは
とても相性が良いと思う いや
小説自体がきっと誰かが歳を重ねるのに合わせて深まる
ワイン もしくは おしゃぶり昆布 いやスルメ?
のような作品だからだなきっと

ノルウェイの森なんか最初に読んだ時は
よく分からなかったけれども
2度目に読んだ時 これまた心の深いところにすうっと馴染んで
とても好きになったのだったなあ

カフカは最初に読んだ時からとても好きだったけれど
前回は話の続きが知りたくて
ついガーッと読んでしまったので
今回前回よりもっとゆっくり 
そして深く味わえた気がする
前よりもっと好きになりました
ナカタさんがいなくなってしまう件では
心構えが出来ていたので1度目のように大泣きしなくて済んだし
(ちびっとうるっと来たけど)

人の感性とは不思議なものです
そして思うにそれはどんどん失われるのではなく
どんどん敏感になって広がって深まっていくものだと思う

小説や音楽(特に昔は解らなかったモノ)
が心にもっと染み入るようになったり
美しい景色を見て泣けたり
食べれなかったり飲めなかったものが美味しく感じたり
(いまだカキとナットウは駄目ですが)
歳を重ねる事は結構悪くない


ところで 春樹っつあんの新作 売れ過ぎぢゃないの?!
先日オミヤゲに持って来てもらえるはずだったのに
売り切れなんてヒドイじゃないの 
頼むよ 新潮社くん 
ブツブツブツ
(いまだにアマゾンでも在庫切れだよブツブツブツ)

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2009年06月27日

フラワーベーカリー+カフェ

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<スティッキーバンズ たまらず一口カジってます>

少し前の事
大好きな例のパン屋さん クリアフラワーブレッドで
お店に入るための列に加わっていると
すぐ後ろの女性二人が(たぶんそこで知り合った同士)が
この店のどのパンがどれだけ美味しいか話に花を咲かせていた
そして そのうち
「私 ボストンではここともう一つ フラワーベーカリーが
お気に入りなのよ!」
「あー 知ってる知ってる!あそこも美味しいわよねえ」
「そうなの!スティッキーバンズ食べた事ある?あれ最高!」
「へええ それ知らないわ いつもサンドイッチ食べるから」

その話を聞くともなく聞いていたオイラ
ふむ クリアフラワーブレッドファンが言うなら間違いない
行きターイ!

と 先日ようやく念願叶って行って参りました

あのフードネットワークのボビィ・フレイも対決にやって来たという
(もちろん勝負は勝ち)
フラワーベーカリー名物 スティッキーバンズ
コチラがビデオ>

見た目と違って甘さ控え目でとても美味しい
ナッツの中でもピーカンは大好きなので好みの味です

このお店はサウスエンドとフォートポイント
2カ所にありますが
オイラはフォートポイント店の方が
天井が高く広く解放感があって好み

そしてスティッキーバンズも美味しいけど
サンドイッチとスープがこれまた激ウマであった!!!
他のペイストリー ぶどうパン、りんごケーキ、グラノラバーも食べてみたけど
(グラノラバーはよくあるカチカチのと違って
しっとり柔らかいんだけどナッツたっぷり
フルーツの酸味が効いててオイチイ)
とっても美味しいのよ〜♥

フォートポイント店は海も近いので
お休みの日にブラブラ出かけて
パンを買って外で海風にあたりながら食べるのも良いかもです

オシシメ!

flour bakery + cafe

About 2009年06月

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