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2010年01月 アーカイブ

2010年01月05日

新年あけましておめでとうございます

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<実家の窓からの夕日>

昨年中はバビデブウを愛読して下さってありがとうございました
今年もマイペースで続けて行きますのでどうぞよろしくお願い致します

皆様にとって健康で幸多き1年になりますように

キキ&ビビ

2010年01月06日

まま行かないで

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ウチのビビぞうくん
年を重ねる毎に甘えん坊さんにママっこちゃんになっています
(それがまたかわいくて愛しいのですが)

実家に帰って来てからも出かける時は
車でほとんどいっしょに行動していたのですが
昨日はビビぞはお家でお留守番させる事に

帰る前に実家に電話を入れてみると
ビビは家族が居るにも関わらず
ご飯やオヤツだけはしっかりと頂いたにも関わらず
オイラの帰りを待って
ずっと寒いのに玄関マットの上で待っていたそうです

おうおう
なんて愛しいヤツ

帰って来た時には
まるで何ヶ月も会ってないかのような歓迎ぶり

おうおう

しかもオイラの部屋でオイラと一緒に居る時しか
熟睡出来ないらしくお昼寝もほとんどしていないらしい

おうおう

こんななんで
多少無理してもやっぱりいっしょに連れて来て良かったなーと思っております
1ヶ月もひとり(1匹)でボストンのホテルとかに預けられた日にゃあ
ショックでハゲてたかも知れません

家族には「忠犬ビビたん」
(なぜか「公」でなく「たん」、、、)
と呼ばれております

今日もこれから一人で出かけニャならんのですけど、、、
ビビぞ 大丈夫かな

2010年01月19日

ワラワラワラ

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<田んぼ道で風を受ける犬 オメメショボボボ くふ>

書きたい事はいっぱいあるのだけどー
書く前にどんどん忘れそうだ

短い滞在期間が すごいスピードで過ぎて行きます
1ヶ月ってあっと言う間だね

とりあえず 帰って来て良かったと痛感
来る前はアップアップだったのだけど
かなりリフレッシュ出来ていると思う

案ずるより産むが易し

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<やはり育ったところの風景ってほっとする 
かなり少なくなったとはいえまだ存在する田んぼたちに感謝
広い広い田んぼからぐーんと広がる空 大好きな景色>

発つ前はビビの事やら自分のビザの事やら不安だらけだったけれど
「やりたい事はやるんだ!」と思い切ってしまった
結構ギリギリわりと無茶しながらも全ては丸く収まった

ビビは元気でとなりに居るし
オイラは無事にビザをリニュ出来た
(アメリカでのビビの手続きでは散々振り回されたのに
オイラのビザは非常にあっけなく2日後に届いた、、、早い 日本てすごい)

案ずるより産むが易し

やっぱり
やりたい事はやりたい時にやるべきだ
(他人に迷惑をかけない限り)
考えているだけでは 不安になるばかりで何も始まらない
行動あるのみ

それがオイラがハッピーに生きる道

そして色々助けてくれた家族に その他の皆様に
久しぶりに会っても変わらぬ大切な日本の友に
深く感謝

2010年01月20日

美味し国

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<1、よっしーに連れて行ってもらった和カフェ 
建物といいご飯といい働く女の子たちといい全部素敵だった 
ガラスの向こうに見えるウツボ公園もイカす
2、和カフェランチ 美味しいオトーフ 塩とたれ 両方で召し上がれ
肝心のランチメインは浮かれていて写真撮るのを忘れた
3、いえーい ユウコとつるとんたん めんたいこクリームうどん
4、ハーゲンだっちゅ ずっと食べたかったのー 狙ってた抹茶が 
今は売ってないので練乳イチゴ が これ激ウマッ うおー
ちなみにアメリカにはこのクッキーサンドしりーずはありやせん
5、草津名物うばかもち 要するに赤福的オヤツだが 
形がナントモ カワイイじゃない>


日本で食べたかったもの

*かつおたたき
*ハーゲンダッツクッキーサンド抹茶
*つるとんたんうどん
*ぶりの照り焼き
*ラーメン
*メロンパン
*プリン
*ミスタードーナツ
*モスバーガ
*すき焼き
*おでん
*お寿司
*天ぷら
*串あげ

チープですいやせん
最後の方はアメリカ人の気持ちが分かる選択
「スシ テンプーラ トンカーツ」

意欲的に制覇中

2010年01月27日

ただいまボストン

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<「帰ってきまちたよ おうちでつ」笑顔なビビさん>

帰りも色々あったけど
無事1人と1匹 ボストンに帰って参りました

犬連れ里帰りの旅については そのうち同じように 
これから愛犬と日本へ帰りたい アメリカへ旅行したいという方の為に
少しでも役立てる様 手続き等についてここにまとめたいと思っています

今回の旅 何よりもビビの体の事が心配だったので
長旅に出かけたが嘘の様に 
ケージから出たくて空港でキュンキュン泣いていた事をすっかり忘れたように
ビビがいつものように元気でいてくれているのがとても嬉しいです

その代わりと言っては何ですが
日本の一軒家の寒さがこたえた+実家で安心して気が抜けた のか
オイラは帰国少し前に風邪ッピキ
長旅を挟んだせいで 
いまだ治らず 体がフワフワもわーんとしています 

明日から学校なので
オレンジジュースをグビグビ飲んで奮闘中

実家では皆に助けられて
本当にゆっくりたっぷり休養出来ました
ビビぞもたくさん可愛がってもらって幸せいっぱい

オトートはたくさんビビを散歩に連れてってくれたし
いつも寡黙な父もビビには目尻を下げて
「ビービちゃん♥」と来たもんだ

それから 昔から犬嫌いと豪語していた母が
(昔母のオトートにあたる真介おじちゃんが犬に噛まれたのを見たトラウマらしい
その真介おじちゃん本人は犬嫌いでないらしいが)
「犬は嫌い でもビビだけは好き♥」と
誰よりもビビを可愛がっていました
「かわいいね」「かしこいね」を連発
そして何かと美味しいものを用意してくれるので
ビビもごはん時になると母にぴったりとくっついていました

ビビマジック

そんな風にビビのおかげで 家族にも喜んでもらえて
(今はちょっと寂しい思いをさせてしまってるかもですが)
かなり大変な事もありましたが
本当にいっしょに帰って良かったなあと思ったのでありました

さて リフレッシュしたし
頑張りますよー

えいえいお

留守後の変化

バタバタと慌ただしく
冷蔵庫の中の整理も出来ないまま日本へ

帰って来てそっと中をのぞくと
半分残っていたグレープフルーツと
ヨーグルトにカビさんが発生していた

ふむ

やはりそうよね
もったいないが捨てるしかない

そうそう 出発直前 
突如ディスポーザからモクモク煙が出て壊れてしまったのだ
留守の間に大家さんに直してくれるように伝えておいた
ちゃんときれいに直してくれている

早速捨てるものをディスポーザに 


・・・・・・・・・・・・・。


と 何か変ですよ


ディスポーザーのスイッチのオンとオフが逆になっている
どうやら接続の時 逆に付け間違えたらしい
オンに入れると切れ オフに入れるとつく

ふむ

まあ使えない事はないのでいいや


がらんとした冷蔵庫を見つめ
風邪ッピキだが食材を買いに行く事に

車に乗ってエンジンをかけようとしたら

フィンフィンフィン

フィンフィンフィン

おや

フィンフィンフィン

ふむ

とりぷるえー(じゃふアメリカ版)に
入っていたのですぐ駆けつけて頂き事なきを得ましたけれど
(バッテリーが古いのでとりかえないといけなかったそうだ)


留守の間の微妙な変化


<オマケ>

便座がちべたい

出発する前は全く気にしていなかったのだが
日本の便座がいつもホカホカなので
体がそっちを覚えてしまったようだ

2010年01月30日

零下

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<学校の日 クラスが終わった後 軽く夕食 
オウボンパンでパンとスープを買う
と 入れてくれた袋に見慣れぬイラストがついてる
ほよ 新しいデザイン? と思って良く見ると
どうやらマジックで手書きのようだ ぶふ
レジで退屈した店員さんが落書きしたのであろう
なんかこういうのって嬉しいかも>


さ さ さぶそうです 
めちゃめちゃさぶそうです
外は零下 マイナス11℃

こんな日はお家でマッタリするに限る が
愛するビビの大好きな散歩は行かねばならぬ

勇気を振り絞り中

今年の抱負/目標

気持ちにゆとりが出て来たところで
遅ればせながら
心にピタっと来る今年の目標をば

「大切にする」

言葉にするとシンプルとはいえ全ての事に通じる事
当たり前なことだけど とても大切で 実行するのは意外にむつかしく
忙しくなるとつい見失ったりしがちな事でもあります

「家族・友だちを大切にする」
「自分の身体を大切にする」
「時間を大切にする」
「食べるものを大切にする」
「言葉を大切にする」
「出会い、チャンスを大切にする」
「地球、人、生き物、植物、資源、道具、服、物を大切にする」

などなどなど

とにかく何んでもかんでも
自分のまわりのもの全てを

大切に 丁寧に扱うこと

慈しみ 感謝すること

2010年01月31日

愛犬と日本・アメリカの旅 必要事項まとめ編 

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時間がかかりましたが、
ようやく必要事項をまとめてみました
(かなり長くなっちゃったけど)

これからオイラと同じ様に愛犬と日本へ里帰りや
又、アメリカへ旅行したり引っ越ししたりする人へ少しでもお役に立てれば
それに自分も同じ事を繰り返す必要があるかもなので忘れない様に
と 記録にしておきたいと思います

注:2009年12月末に日本へ帰国し2010年1月末にアメリカへ戻って来ました
内容が変更される可能性もあるのでこのブログだけでなく
必ず以下のオフィシャルサイトで確認して下さい

日本
アメリカ

アメリカの場合は州に寄り規制が異なる場合がありますので
必ずお住まいの州の規制も合わせて確認して下さい
ちなみにオイラはマサーチュセッツ州在住です


**************************************

Part1: アメリカ→日本 日本へ里帰り/帰国時に必要な手続き

とにかく日本は動物輸入の規制がとても厳しい
必要な書類がたくさんあるし
遅くとも半年以上前から準備しないと間に合いません

<必要な処置>

1、マイクロチップ装着

2、1の後2回以上の狂犬病予防注射接種

3、2の後狂犬病抗体化の確認血液テスト

4、3の後180日以上の待機

5、到着40日前までに輸入の届け書を発着予定空港の検疫に提出

6、出発直前(3日前くらい)の健康診断
狂犬病及びレプトスピラ病(犬のみ)にかかっていないか
又はかかっている疑いがないことを確認

7、以下の必要書類を用意


<必要な書類>

1、推奨証明書様式 FormA、FormC
診断してくれた獣医さんのサイン+政府の裏書きが
必要になります
(獣医さんにはこの手続きをする資格がいるので確認する事)

2、狂犬病抗体化証明書
血液検査を行ったラボからもらったオリジナルの証明書が必要になります
コピーはつかえません
予防注射の期限が切れてしまうと無効になりますので注意です
切れる前に次の注射を打てば有効

3、狂犬病予防注射接種の証明書
かかりつけの獣医さんが発行してくれたもの

4、検疫からの届け出受理書
輸入届け書を受理して頂けたら
空港の検疫から受理書を送ってくれます
オイラはメールで送って頂きました

5、健康証明書
日本へ入国の際は必要書類ではないですが
今回は冬のボストンからの出発だったので
飛行機会社(ユナイテッド)から
「気温が20F以下でも健康に影響がない犬種であり健康状態である」
という証明書を用意するように言われました

出発直前の健康診断については、3日前は事実上無理なので、
1週間くらいでかまわないとの事でした
内容については上記の推奨証明書様式に書く欄があります

以上の必要書類を全て準備した時点で
発着予定空港の検疫に確認してもらうため
メールかファックスで全ての書類のコピーを先に送る事をオススメします

出発したは良いけれど書類不備で
愛犬が空港に足止めになってしまったりしたら大変ですし
先に確認して頂いておけば安心です
オイラの担当をして下さった関空検疫の方はとても親切に対応して下さいました

<書類以外に必要又は便利グッズ>

1、航空会社規定のケージ
オイラはpetmate社のバリケンネルのエキストララージを購入

大型犬用はケージも相当大きくなるので
下に車輪を付けて運べるタイプの方がオススメ
オイラが買ったのは別売り車輪を自力でドリルで穴開けて取り付けないといけなくて、
かなり面倒でした 出発直前ギリギリにやったし、、、
しかもこの別売りの車輪 イケてない
たった一度の使用で1カ所車輪をロックする部分が取れました むう

<他注意点>
車輪は飛行機に乗る時は外さないといけないので
(揺れ動いて危険なので)
取り外しが出来るタイプを選ぶ事

ケージは各航空会社の規定があるので必ず規定に合うものを購入する事
(国内便、国際便で違ったりもするようです)

結構お値段がはる+犬の安全がかかってるので慎重に選ばれる事をオススメ
サイズは犬が楽に向きを変えれるくらいの余裕がある物にする事

それから普段から使って犬が安心出来るまで慣れさせる事
オイラはこれが出来ていなかったので
必要以上にビビを怖がらせちゃいました


2、お水用&フード用カップ各1と水、フード

カップは買わなくても空港のカウンターで無料で頂けますが、
(ビビは買っていったやつは暴れて破壊したので新しいのをもらった)
お水については凍らせたものを
取り付けタイプのボトルに用意してケージの中から飲めるようにするか
いつも食べているフード3食分くらいといっしょに袋に入れて
ケージの外側にくっつけておくかすること
(*オイラは往路はトートバックにミネラルウォーターのボトルと
フードを1回分づつに小分けしたジプロックの袋をくくりつけておきました
復路の時、日本ではカウンターのグランドホステスさんに
トートバッグをぶら下げるのは良くない、と言われフード入りのジプロックを
直接ケージの上にテープではりつけられました
水は凍らせたボトルをケージの中から飲めるタイプのを付けました
が ビビが暴れたようでサンフランシスコに到着時、ボトルは破壊されてた、、、)

オイラたちが旅したのは冬だったので
水分補給にそこまでせっぱつまってませんでしたが、
夏だと命に関わる事になります

ケージの外側に緊急時用フードと水を用意しておくのは航空会社の規定でもあり、
万一飛行機の出発が遅れる等緊急事態にも誰かが水やごはんを与えてくれますが、
自分が空港で犬に会った時もすぐにお水やごはんをその場であげる事が出来ます

ビビは関空についたとたん、すごい勢いでお水を飲んでいました 可哀想に、、、
後 興奮していたせいかフードは食べず、
その代わり、ご飯とは別にすぐ食べられるクッキーを
自分で機内に持ち込んで用意していたのですが
それをバリバリすごい勢いで食べました
犬の飲み方だと周りを汚しちゃう可能性もあるので、タオルなどあると便利

色々人に寄って考え方があり、
乗せる前にはおトイレをがまんさせるのが可哀想だから水や餌や控える
という意見もあり、オイラも行きはそのようにしていたのですが、
結局普段はお家では絶対おトイレしないビビも
さすがにボストンからノンストップで関空はとても無理で、
ケージの中でしちゃっていたので、
帰りは普通にお水もごはんもあげてから乗せました

オイラ個人としては、長い間ケージの中でガマンするより、
逆にどんどんおしっこでもうんちでもしちゃいなさーい、と思いました
その分、オウチに着いたらすぐお風呂に入れてきれいにしてあげました

行きのボストンから関空の便では、乗り換え地サンフランシスコで
荷物はピックアップすることなくそのまま関空行きに乗せられるシステムになっています
ボストンのカウンターで一度サンフランシスコでビビを外に出してあげたい、
とお願いしたのですが、荷物と同じ扱いになるので出来ません、と却下されました
待ち時間が少ないので乗り継ぎ便に遅れたりしてはいけないというのもあるみたい

幸い帰りのサンフランシスコ空港では、
税関を通るのに一度荷物をピックする事になっていて
おまけにペットリリーフのスペースが空港内にあるので、
簡単な散歩と水分、オヤツ補給が出来ました
とても小さな場所でしたが、飲み水やうんち用の袋なども完備されていて助かりました
(ビビは他のわんこに臭いがする水がいやなのか飲まなかったので、
用意していたペットボトルの水をあげました)


3、お気に入りのおもちゃや飼い主の臭いのついた服など

少しでもケージで安心して快適に過ごせるよう
お気に入りのおもちゃやオイラの靴下をケージの中に入れてあげる
また寝心地が良い様にフカフカマット、クッションなどもいっしょに入れる

マットは長時間のフライトだとビビのように
おしっこやうんちをしちゃう可能性も大なので
吸収力が有り洗濯がし易いものがおすすめ


4、ケージの外に写真や名前、フライト便名、連絡先などを貼る

「ここに入ってるのは荷物ではなく、とっても愛されてる大切な家族なんですよ!」
という主張をするために、写真を貼ったりカラフルにケージを飾る
目立つようにすれば、どこかに置き忘れられる事もないだろうし
名前をつけておけば、荷物を運ぶ人もビビの名前を呼んで安心させてくれるかも知れない
便名をつけておけば、ケージが間違って迷子になることも防げるかも知れない
連絡先をつけておけば、万一何かあっても無事オイラのところに帰って来れるはず
(荷物と同じようなタグはくれるけど目立たない)

「LIVE ANIMALS」「THIS SIDE UP」の張り紙は規定で付けないといけませんが、
カウンターで航空会社の人が貼ってくれるので特に自分で用意する必要はないです
また、緊急時の餌のやり方についてなどの指示をするメモも
カウンターで渡されるのでその場で記入

サンフランシスコから関空への国際便に乗った時、離陸前に、
機内アナウンスで呼びだされ、ビビに何かあったのかと
すごい形相で慌ててズカズカ行ってみると
「今あなたの犬が無事に搭乗しましたよ」
と知らせてくれました ほ 
突然親切

おかげさまで無事悪い事はおこりませんでしたが、
空港に着いた時オイラより先にビビを見つけ
ケージの張り紙を熱心に読んでる人がいらっしゃって少し恥ずかしかったり、
どこかの国の人がふざけて「ビビー、ビビー」と
むやみに名前を呼ぶので弱冠腹立たしかったり 
こっちは真剣やねん!プンスカ

とにかく 備えあれば憂い無し


5、レスキューリメディ

ビビのバヤイ お店が送ってくれるのが遅れて
(速達で頼んだのに!)間に合わず今回は使えませんでしたが、
獣医さんがオススメする自然派のストレスリリーフ用お薬です

身体に全く害はないそうなので、
犬が必要以上に怖がらなくても良いように
乗る前に与えて気持ちを落ち着かせるのも良い方法だと思います


Part 2: 日本→アメリカ アメリカ入国時に必要な手続き

アメリカは州に寄り規定が異なりますが、
日本へ入国する事を考えれば遥かに簡単

現在マサチューセッツでは「狂犬病やその他伝染病にかかっていない」という
証明さえあれば大丈夫、とのこと
特に規定の用紙等はありません

<日本での輸出の手続きに必要なステップ>
*ビビの場合、アメリカから来てまたアメリカへ戻る、という旅だったので、
最初から日本から出発のワンさんはまた違う手続きが必要かも知れません
上記のオフィシャルのサイトでご確認下さい

1、関空の場合、空港で診断もしてくれますが、
まず地元の獣医さんで健康診断をして頂き、健康証明書を頂く
出発に出来るだけ近い方(3日前とか)が良いと言われたが、
これも証明書の発行の時間も必要で限度があるので1週間前に行きましたが
問題ありませんでした
その他、狂犬病予防注射の証明書を用意(ビビのはアメリカから持参)

2、1週間前までに関空にフライトの日、時間等を知らせておく
地元獣医さんからもらった証明書をファックス等で確認してもらうとさらに安心

3、当日フライトの3−4時間前に空港内の検疫に行く
オイラは間違って先にサービスカウンターに行っちゃいましたが、
まず、検疫に行ってから、サービスカウンターに行く事
 
地元獣医の証明書を提出、輸出検疫証明書に記入
(前もって用紙をもらっておくと便利 オイラは入国時に頂いてました)
関空で簡単に健康診断を受けた後、輸出検疫証明書にサイン&ハンコをもらう 
だけでオッケイ

<アメリカ入国>

念のため、日本の地元の獣医さんには英語で証明書を頂き、
アメリカの獣医さん発行の狂犬病予防注射接種の証明書も持参していましたが、
それを空港で見せろと言われる事もなく、
ただ単にケージに貼付けられた関空でもらった輸出検疫証明書だけで難なく通過 
アッサリ

アメリカのこういうとこスキ♥


以上大変長くなりました

ビビは飛行機での移動は大ッキライみたいでしたが、
その分日本での生活はとても楽しんでいて、
連れて来て良かったと思えました
犬は犬なりに新しい経験や冒険を楽しむ事が出来るのでないかと思います

これを読んで下さった皆さんと愛犬ちゃんも良い旅が出来ます様に!


次回はこの旅行のドタバタ体験をここにまとめたいと思います

愛犬と日本・アメリカの旅 旅のエピソード編 その0

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プロローグ ビビぞと日本へ帰れるまでの遠い道のりのキロク

ビビといっしょに日本へ帰る事を考えた時
一番心配なのはビビの体調でした

もちろん普段はおかげさまでとても元気にしてくれているけれど
飛行機に乗った事なんて今まで一度も無いし
すごく恐がりさんで大きな音は大嫌い なのに
飛行機の大騒音の中 ケージに閉じ込められオイラと離ればなれにされて
精神的に参ってしまうんじゃないかととても不安でした

でも出発前の担当獣医さんの
「だあーいじょうぶ だいじょうぶよー
この子 とっても健康だものー」
という無責任とも言えるお気楽な言葉にかなり励まされ
弱冠親バカ的な心配振りだったのかな
そんなに大袈裟な事ではないのかな と思える事が出来ました

現に ビビは体調を崩す事無く旅が出来ました
センセーありがとう!
時にはアメリカ人の大雑把さに感謝(失礼)

案ずるより産むが易し

さて 不安のあまり(+他の理由もあり)
ビビといっしょに日本へ本当に帰るのかどうか
ギリギリまで決める事が出来なかったオイラ

そのうえ学校が終盤に差し掛かり鬼のように忙しく
旅行の準備の時間もなかなか思う様に取れず
全く時間にも気持ちにも余裕無し

そんなギリギリの精神状態で
(今考えればそんなに思い詰めなくてもと思えるのだが)
途中で何度も「だ だめかもしんまい」と泣きそうになりながら
どうにか無事旅を無事終える事が出来ました 

終わり良ければ全てよし

ドタバタのキロクを記しておきます

愛犬と日本・アメリカの旅 旅のエピソード編 その1

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第一話 だめかもしんまい 〜狂犬病予防注射の期限

さて何はなくとも「マイクロチップ装着」
これが無いと始まりません

ビビは4年ほど前に済ませているので問題なしだぜー よゆー

次「狂犬病抗体化の血液検査」
これも 昨年夏に帰る予定でいたので その半年前
昨年の冬には済ませていた
6ヶ月の待機期間もなんなく超えて安心 へへーん


この最大の難関「6ヶ月の待機期間」を突破していたので
いつでも帰れるぞ という気楽な気持ちでいたのだけど
そうじゃあなかった、、、
やるべき事はまだたんまりあったのであった、、、


さてようやく迷いを振り切り、
よし!ビビといっしょに帰るぞ とガッツリ決めたあたり
そだ もう一度ちゃんと確認しとかないと と
日本の動物検疫のウェブサイトで必要事項をチェックしてみる 


ガビーン!

「出発40日前に発着予定の空港に届け書を出す事」

ガーーーーーーッ
忘れてたーーーーッ

出発決めた時点でもう40日なんてとっくに切ってるし!

最初の


「だ だめかもしんまい」

恐る恐る関空の動物検疫に電話

するととても親切に応対してくれて
「ちゃんとした帰国の理由があるなら理由をきちんと記入して頂ければ
40日を切っていても大丈夫です」との事

ほっ よがっだー

そして検疫の方の「狂犬病の注射や抗体確認はお済みですよね?
予防注射の期限も大丈夫ですよね?」
の言葉に「ハイ!」
と元気良く答えてハッと気づく

そう言えばビビの狂犬病の有効期限がそろそろ切れるんじゃなかったっけ?

「あの あの期限切れちゃったりしたらどうなるんでしょうか?」

「2回以上の狂犬病予防注射」
狂犬病予防注射は抗体化検査の前に2度以上受ける必要があり
この2度目の狂犬病の有効期限内(3年)に帰国出来ない場合は
期限が切れる前にもう一度射っておけば問題がない
だけど 期限が切れてから新しく接種することになると
折角取った抗体化の証明が無効になってしまうそうな

ヒー! これは一大事ではないかー

電話を切った後急いで証明書を確認

ウオオオオー!
なななんとッ
 
明日までやんかーーーーーッッ

この時もう夕方6時
びょ 病院 何時までだっけ?


2度目の

「だ だめかもしんまい」

<続く>

愛犬と日本・アメリカの旅 旅のエピソード編 その2

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第二話 迷子犬 〜予防注射接種

しかしここで諦めるわけにはいかぬ

急いでいつもの病院に電話し懇願するが
田舎にある病院なので早く閉まる事もあり
明日の早朝からしか受け付けられないとの事
ダメーッ 明日だと期限切れちゃう事になったらどーするのー
ケチーッ 

泣きそうになりながら
以前お世話になっていたすぐ家の近くの病院に電話する

するとここはさすが町の病院
営業時間が以前よりかなりのびていて
(夜10時まで!土日もオープン)
事情を話したら今からすぐ対応してくれるとの事

ヤッター!

ただし 政府公認の先生がお留守なので
日本行きの書類の作成は出来ず今日は注射だけとの事
十分です ありがたや

急いでビビとかけつける

待合室で待っていると突然

「犬を無くしたッ」
というお兄さんが駆け込んで来て

ええ?? 無くしたて?
と思っていたら

散歩中に犬が逃げちゃったらしい
「この辺で見かけたり何か連絡があったら教えて」
とその可哀想なお兄さんは帰って行った

その数分後に
「今そこで車に跳ねられた犬を見たわッ
跳ねられた後もびっくりして飛び起きて走っていったから
重傷じゃないと思うけれど、
もしかしたらここに担ぎ込まれる事があるかも知れないから」
という親切な女性が駆け込んで来た

そこにずっといた病院の受付のお兄さんとオイラの頭の中で
二人の証言がリンクした
お兄さんと顔を見合わせる
口には出さないけど
「やっぱりそう思う?」の顔
急いであちこち飛び回る受付の兄さん

その後 それらしき犬が急患で運びこまれたようで
オイラとビビは散々待たされた 

しかしビビが迷子になり事故に遭う事に比べたら
待たされる事くらいはなんてことはない
事故にあったわんさんの無事を祈る

そして待つ事 3時間
無事狂犬病予防注射 ギリギリ(本当にギリギリ)セーフ!

ほっと一息 

だが既に疲れた

注射を担当してくれた先生に以前かかりつけの病院でもらった
日本帰国用の書類を見せると
困った顔をして「これは大事なところにサインがないし
色々不備が多過ぎるから使えないと思うよ
私は出来ないけど、やっぱりうちの政府承認の資格持ってる先生に
作り直してもらった方が良いよ」

と助言を頂く

本当たよ サインがないよ ありえないよ

<続く>

愛犬と日本・アメリカの旅 旅のエピソード編 その3

第三話 謎のガール 〜推奨用紙への記入 狂犬病及びレプトスピラ病にかかっていない証明

かかりつけだった病院に書類の事で電話したら
改めてアポを取ったら もう一度きちんと作成してくれるとのこと
でももうこないだの注射の対応の件で
困っているオイラを助けてくれた近所の方に
これからは全てお願いする事に決めていた

そう伝えると「もう一度必要なものが全部そろっているかだけ調べてみてあげる」との事

調べてもらい大丈夫そうだとオッケイをもらう
「最後に政府の裏書きが必要になるから、すぐもらいに行ってね
クリスマスでギリギリだけどFEDEXで
今日明日中に送れば間に合うだろうってガールが言ってたわ」

ありがとう! 

でもガール???
不思議な言い方をするな
アメリカ人はこういう時「ウーマン」とか「レイディ」とか言うのが常
働いている女性をガールと呼ぶのは珍しい ふむ

再び近所の病院へ来院
政府承認の資格を持つロリ先生に必要事項を書いて頂きサインをもらい一安心 

のはずだった、、、

<続く>

愛犬と日本・アメリカの旅 旅のエピソード編 その4

第四話 謎のガール(ギャル)の正体 〜政府の裏書き

家から車で1時間弱のSuttonにある政府のオフィスでなきゃもらえないらしい裏書き
ここ↓

Us Govt APHIS Usda vs‎

160 Worcester-Providence Turnpike
Sutton, MA 01590-2901
(508) 363-2290

病院の人はFEDEXで送れと言っていたが、
このせっぱつまっている時にFEDEXなんて信用ならねえ
自力で運ぶ!とばかり
書類を握りしめて 車をぶっとばす

小さな小さなオフィスがあった
ベルを鳴らすと優しそうなおばちゃんが応対してくれる
「本来は予約がないと受け付けないんだけど、、、
ガールに頼んでみるから待っててね」

ありがとう!そ そうか 予約が必要だったのか、、、
キキさん思い切り飛び込みで来ちゃったわー

でもまたやっぱり ガール???

奥の方で 声が聞こえる
「でもかわいそうじゃない
わざわざボストンから来たのに」とおばさんの声
誰かと小さくモメている

20ー30分ほど待たされた後
ついに ガール登場!
確かにガールだ ガール以外の何者でもない

オッサンを想像させる政府のエライ役職についているとはとても思えない
ストレートさらさらロングヘアーで
バリバリの盛りメイク 付けマツゲビシーーーッ
とってもきれいで アメリカ人としてはかなり小柄な若いギャル
(オイラより背が低い)
爪も盛り爪 ゴージャラス!
田舎に掃き溜めの鶴!(失礼)
なガールというか日本風に言えばギャル な おねいさんが現れた

なんか見かけと違って仕事がデキるんだろうなあ(失礼)
圧倒されているウチにガンゴンガーンッと書類に
スタンプを押され「はい $111ね」

そ そうか これも有料なのか しかもわりと高いじゃないですか うぬぬ

最後に「今度来る時はちゃんと予約してから来てね」
と注意された

はい そうしますと素直にガールにお礼を言って
書類無事ゲット


眠い目をこすりながら帰宅ドライブ

家に帰り関空検疫に全ての書類のコピーをメールで送り確認して頂く
「これで大丈夫そうですが血液抗体化の書類は実際にはコピーでなくて
オリジナルが必要なので注意して下さい」との事

ん? オリジナル?

ンガッ コピーしかもらってないッッ

<続く>

About 2010年01月

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