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時間の花の咲かせ方

090510.jpg
<近所にある白く美しい花を咲かせる木 
ここん家のは特に見事 きれいだなあ>

ヤーヤーヤー!
つ い に 
夏休みですよーーーーーーー!
トヤー!

夏休み
ああ なんて素敵な響きなんでしょう!

今筆を持たせたら書きますね
「嗚呼夏休み まる」
ウキッ

ところで この世の中
本当に誰より夏休みが必要なのは
学生よりも毎日一生懸命お仕事している
働く皆さんなのではないかと思うのですが
どの人も平等に交替でせめて3週間くらいの
まとまった夏休みが取れたら良いのにね

仕事はもちろん大切で
働く事は美しい事ですが
忙しい 仕事だから 仕事は大切
休めないから 会社の為に 生活の為に 家族の為に
と一生懸命働くのだけど
実際問題交替で誰かが何週間づつ休んだところで
会社や世の中が動かなくなるわけでなし
逆にゆっくり休めば
みんな次また頑張ろうって思えて
働き詰めより効率が良くなるのではないかと思うのです

そしてそのサービスを受ける側も
「お休みだと自分の時間の都合に間に合わなくて困る」
でなく
「あー 休みか なら待つか」
くらいの余裕のある生活が出来たら素敵

この世の中全体がそんなに急ぎ足でなく
もう少しのんびり気楽に人間らしく時間を使えたらいいのになあ

こんなことを思うのも
最近ミヒャエル・エンデのモモ(小学校5、6年以上 ブブ)を読み直し
つくづく本当にどういう時間の使い方が人間にとって自分にとって
一番幸せなのだろうか とか
世の中時間の使い方について こうすべきだ 
と思い込んでいるだけの事が多いのでないだろうか とか
改めて考える機会があったのでした

本当に大切な事は実は全部
こどもの本に描かれているのではないかな

こどもの本を本当に読まなければいけないのは
色んな事を忘れてしまったおとななのではないかな

モモみたいにきれいな時間の花を咲かせられる人になりたいものです

「けれど時間とは生きるということそのものなのです。
そして 人の命は心をすみかとしているのです。
人間が時間を節約すればするほど生活はやせ細っていくのです。」
ーミヒャエル・エンデ、「モモ」

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コメント (2)

funky:

いいなー夏休み
ちゃきーなー
僕も休みたいよー

モモは懐かしいですね
小学校のとき先生が
読んで聞かせてくれた思い出があります

すっかり内容を忘れてしまいました
今度読んでみようかな
忘れたものを思い出すかもしれないね

小さいときに読んだ本を
思い出してみると
「7つになったけんちゃん」
が思い出に残ってます
あらすじを調べてみると
「あらすじ・解題:ママは、すきな人ができて、いえでしたという小学校一年生の坊やとおともだちを描く。」
だそうです

確かけんちゃんが誕生日に作文を読むんだけど
すごく感動した記憶があります
また読んでみたいなー

ふあんさん>
「7つになったけんちゃん」
読んだ事ないです
あらすじからと予測すると
なかなか現実的なお話ですね(笑

こどもの本は物事の核心に触れているというか
奥が深いですよね
スバラシイです

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2009年05月10日 12:08に投稿されたエントリーのページです。

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