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2009年10月 アーカイブ

2009年10月02日

解せない事

<其の一>
ビビのごはんをオーダー
ここの会社はいつも早く配達してくれるので助かる


なぜかいつもオマケにネコのオヤツサンプルが入っている
イヌを飼っていると分かり切っているのに
なぜネコのオヤツを送ってくるのかヤツは

解せぬ

一度試しにビビにあげてみたが
あれほど何でも食べるよゐこのビビが
フイッと顔を横に向けてまったく食べてくれなかった
なんでしょうネコオヤツにはイヌの嫌いなものでも入ってるのでしょうか

捨てるのももったいないので
いつもネコを飼ってる人にあげたり
ご近所の持ってって下さいコーナに置いたりしている

このサンプルをもらったオイラが
「あらこれも買ってみようかしら」などと
思う事はこの先もないであろう
まわりまわってオイラが誰かにサンプルをあげ
その人が「あらこれいいわね」と購入する事まで
考えているのだとしたらすごいが

<其の2>
お気に入りの牛さんじるしのヨーグルト
飽く事無く毎日食べ続けている


そのいつも買ってるヨーグルト大のパッケージに
「ヨーグルト大はヨーグルト小より大変お得だよ」
と広告が

解せぬ

ヨーグルト大を既に買ってる人に
「ヨーグルト大はヨーグルト小より大変お得だよ」って
それはとっくに分かっておるから買っておる
ヨーグルト小につけるべき広告じゃないのか


<総合>
宣伝広告、マーケティングはターゲットを
よく考えないと逆効果だったり意味がなかったり致す

2009年10月04日

brookline spa

090904.jpg

ブログネタがどんどん貯まっている、、、
書きかけの投稿も貯まっている、、、
そのうち少しづつアプします 忘れなければ

さて
雨の日の土曜日エリコちゃんとbrookline spa という
ウチのご近所の小さなお店に行きました
このお店見かけは決して美しくありませんが(失礼)
あなどってはなりませぬ
サンドイッチ めちゃ美味かった!

オイラのオーダーしたThe Furioというサンドイッチ
フォカッチャブレッドに
大好きなモッツレラとトマト、バジルにチキン
そのチキンがテリヤキちっくな味でイケてる!

おいちかったムフ

まだまだ知らない美味しいお店がたくさんありますなー
そしてエリコちゃんといっぱい話して笑って
とても楽しい1日になりました

今夜の月

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<いつぞやの朝焼け 息を飲むくらい美しかった>

10月に入ったけれどまだ暖かなボストン
ビビの夜のおトイレに出る
今夜は月がまんまるでとてもきれい
ビビが御用中しゃがんで空を見上げたたずむ
日曜の夜はとても静かだ
しんとした闇に光るお月様
こんな夜のひとときが好き

2009年10月05日

いとしのさつまいも

091005.jpg

ホルフズさんにお買い物に行ったら
なんと!
あのさつまいもさんを発見!
キャーーーッ 
陳列棚に突進

日本では特に珍しいものではないですが
こっちではこの日本のさつまいもって
かなり手に入りにくかったのです
アメリカのスイートポテトはやっぱり
日本のさつまいもとは違う

「ジャパニーズヤム」って書いたりました
あまりの嬉しさにもちろん購入
帰ってすぐふかしいもさんに
懐かしの味クーッ 秋だねえ
ビビぞと分け分け そして
用事があり家にいらしたかのさんとゆきちゃんにも分け分け
今度は大学芋とか天プラとかにしちゃおっかなウキ

最近どんどん食べ物や文化の国境というものがなくなって来ている気がします
ネギ ハクサイ ワカメ ノリ ショーユ ポンズ トーフ
あらゆる日本の食品が普通のアメリカのスーパに並ぶ

この調子で本当の国境もなくなっちゃえばいいのに
と そんな簡単にはいかないのでしょうか

下は晩ご飯のミートソーススパ
美味しく出来ました 満足

食欲の秋まっちぐら!

2009年10月09日

虫の知らせ

ヤター ボクの週末が来た ふう

******************

計画的論理的生活からは程遠いところで生きていますが
虫の知らせというか動物的な勘というか
そういうものがよく働きます

昨日学校に行く前
なぜかなんかちょっと気乗りしない気持ち
学校に行きたくないとか登校拒否な気持ちではなく
なんかちょっと変な予感

こういう時は何かトラブルがあるはずなので
行くの止めるかなーと思ったものの
同時に大きいトラブルではない予感もする
それに教授に渡すものがありバスのチケットも折角買ってるし
サボる気にもなれずやっぱり行く事に

顔なじみの運転手さんのバス
いつものように挨拶して乗る

1時間半ほど順調に走るバス
いつの間にか眠り込んでいたオイラ

ふと パシュッズボボボボーという奇妙な音で目覚める
あ パンクだ

バスは路肩に止まり運転手さんが外に出て点検している
戻って来て
「申し訳ないんだけどパンクです
変わりのバスの応援を今頼んでるところだけど
1時間半くらいかかる見込みです
ちょっと我慢して下さいな」とアナウンス

これかー 朝の虫の知らせ
と一人納得

走り出して1時間半
どう考えても応援のバスも1時間半より早く着けるわけがない
ここで最低1時間半は待たねばならぬのか
学校遅刻かー まあしょうがないかな

などと考えていると
「今通りがかったグレイハウンドが乗れるだけ乗せてくれるらしい
急いでる人は乗せてもらって下さい!」
と運転手さん

何も出来ないで待つ時間は苦手
早速 はあい!と威勢よく手をあげ外に出る

少し先にグレイハウンドのバスが止まっていて
そこの運転手さんが手を振っている

素晴らしい!
この路線のバス会社の争いはかなり熾烈で
本来ならば敵対する会社同士
でも困った時にはちゃんと助け合うのだ

車内に乗り込む
状況は分かっているはずなのに
一番前で座席を二人分陣取って寝ている女の子が居る
なんかイヤな感じなんでそこは避ける

ちゃっかりアジア人の優しそうなお兄さんのとなりを選んで
「ここいいですか」
「どうぞ」

オイラの後ろから乗って来たお姉さんが怖いもの知らず 
迷わず例の一番前の女の子に
「ここいいですか」
と聞くとその子はなんと
「何!この人たちお金払ってるの!
なんで私が席譲らなきゃないの!」
と怒りだした

それを見た運転手さんはとてもクールに
「この人たちは突然トラブルにあって困ってるんだよ
それには君のチケットは座席一人分だよ」
と説得
仕方なくシブシブ席を譲る女の子

困ってる人が居る時にも
自分の事しか考えられない人も居る

オイラのいつも利用してる方のバスの運転手さんが
こちらの様子を見に来てオイラが乗ってるのに気付き
「良かったね」って感じでぽんぽんとオイラをたたきウィンクしてくれた
へへちゃっかり乗せて頂きました

その後乗せてくれた方の運転手さんが
「皆さんご存知無いかも知れないので説明させて頂きますが
バス会社の協会の決め事で走行中何かトラブルがあったバスを見かけたら
例え他社でも止まって助け合うというルールがあります
パンクだとか事故が起きた場合、
その乗客は助けが来るまで何時間も待たなければならない
だから出来る限りの事をするのです
ウェルカム!メガバスのゲストさん!」
と放送

おおー!
ちゃんとそういう決まりがあるんだ
それにしても困った時は助け合う
なんて素晴らしい考え方
弱きを助けるアメリカらしい

グレイハウンドの運転手さんのおかげで
遅刻する事なく無事に学校に到着出来た

降り際心を込めて「ありがとう!」と言ったら
気持ちよく「どういたしまして!」
と言ってくれた

困った人に手を差し伸べる人と
我が身の事しか考えられない人
人間の極端な1面を見たり
バス会社協会の決まり事を知ったり
なかなか貴重な体験をした日でありました

2009年10月11日

Hマートとお鍋

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<いとしの彼>

じゃじゃーん 土曜日
えりちんと最近出来たばかりのボストン郊外にある
コリアン系アジアン食料品店(スーパーマーケット)
Hマートに行って参りました

サイトで検索してみた時は昔のウォルマートのパチモンのようなロゴに
(「MART」のフォントはそのままいっしょじゃなかろか)
うさんくさ!と思っていましたが
評判がかなり良かったので期待して出動
キキさんがものすごく寝坊助な為予定より大幅に遅れて出動

着いてみると人、人、人
ものすごい繁盛振りです
駐車場で車を止める場所を見つけるのも一苦労
幸運にも店を出る車を見つけ無事店内へ

店内も人、人、人でごったがえしている
でも何ここ!楽しいぞ
今までボストン近郊にこれだけの品揃え、
大規模のアジアンマートはなかったよ!感動的
しかもお値段もボストンにある小型日本食料品店よりかなり安い!

えりちんと興奮気味に「わーこれもあるよ!」「こんなのも!」
とお買い物 た〜の〜す〜い

色々と感動的な発見をした後
なんと!冷凍庫であのいとしのガリガリくんを発見!
ウオーーーーーー!
ガリガリくーん 久しぶりーッ
会いたかったよー!
ボストンで君に会えるとはー
7本入り
弱冠季節外れではありますが 
暖房がんがん効いた部屋で熱いお茶とともに
今まで離ればなれだった時間を埋める為
1本づつ大切に頂きます

とっても楽しいHマートお買い物の旅でした
お買い物後はこれまた楽しくえりちんとキキさんお手製お鍋の夕べ
デザートにはえりちんがご馳走してくれた抹茶ロールケーキ
えんえんと喋り続ける女子二人
ビッグな計画も飛び出すウキッ

とっても楽しい週末になりました

2009年10月12日

どんぐり奇襲

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<顔といいポーズといいステキ過ぎるウププププ>

どんぐり 一見ころんとかわいいヤツ

日本では地面に落ちてるのはたくさん見た事があるけど
落ちる瞬間ってなぜかあまり見かけなかったような気がする

しかしここボストンでは秋になると
どんぐりがすごい勢いで降ってきます
普通の日でもパラパラと
風の強い日にはバーラバラバラバラーッッ

まさにどんぐりの奇襲

サイズだって日本のより大きめだし
高さがある分落下速度が早く衝撃力が高い
木の下に停めてある車の上に落ちると
「バゴッ」「ベシッ」とキョーレツな音が

そんなどんぐりさんにビビさんはよく「ベシッ」と
頭や背中を直撃されている
突然の正体不明の襲撃に怯えるビビぞう

それを見てちょっとクスッとしていたオイラ

が 先日は頭に当たらないまでも
一度地面に落ちてはねかえったどんぐりが
太ももにピシッと当たった

イダイ、、、

ビビぞうや これイタイね

どんぐり 怖いよ

2009年10月18日

サタデーディナンチ

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<かわいい店内落ち着く/トーフのサンドイッチ 
ええあの豆腐です 美味しいよ>

あううう ああああっと言う間に1っすーかん
週末です

最近恋人同士のように遊んでもらっているえりちん
今日もお気に入りのフラワーカフェにいっしょに行っち来たよ
ここは何度来てもサービスもお味も大変良くオススメ!

相変わらずオイラんが寝坊助な為
ブランチ(遅めの朝食)ならぬ
ディナンチ(遅めの昼食 キキ語)に

近くでやってるフォートポイントのオープンスタジオにも
行く予定だったんだっけど
閉店までおしゃべりしまくって楽しく過ごしましたとさ

リフレーッシュ!

初雪

ひょーーー

近頃突然寒くなったなあ
と思っていたら
雪が降ってますー
ちらちらでなく思いっきり
10月初雪 

お散歩を済ませ
ずぶぬれビビをオフロに入れる
ぬくぬくピカリンコ

もうそんな季節なのねえ
風呂上がり 窓から降る雪をきれいな瞳で見つめるビビ
犬は何を思フ

「母様 腹が減りました」

おうどん

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昨日の晩ご飯

寒くなって来たので
とろとろあんかけ親子うどんしめじ入り

ムマイッ

うどんサイコー

2009年10月19日

たまごちゃん

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昨日とは打って変わって秋晴れの美しい月曜日
まさにビューティフルディ

お散歩中 びびんこが道に落ちてた「たまごちゃん」を発見
どうも赤ちゃんのおもちゃの部品らしい

だいたいボールのように丸いものが大好きなビビさん
がうううーとゴキゲンでくわえ
一時も離さずお散歩終了

おや なんか今日の散歩めちゃくちゃスムーズだったな
ビビぞは小枝が大好きで
落ちてる枝を見つけてはバリバリと噛みながら散歩する
枝なんてもうあちこちに落ちているものだから
いつもぜんッぜん散歩が進まない

ところがたまごちゃんをくわえることで忙しく
今日は枝に見向きせず!

おー この技使えるかも

いつもはビビぞが見つけたものは捨てちゃうのだが
たまごちゃんは捨てずにきれいに洗って保管
(見つけるとビビぞが部屋の中でガジガジしたがり
壊しかねぬので冷蔵庫の上で待機)

たまごちゃん大活躍
明日も頼むよ ちみ

2009年10月24日

ドカーンッッ

ムキーッ
ムクキクーーッ

普段怒る事は たぶん 少ない
あるいは 怒らないようにしようと努力している
(ヘコむ スネる はわりにあるにしても)

のだけど
最近イヤな事が重なり
ムキーッ

マナーの悪い人
思いやりの無い人
自分だけ良ければ良い人
勝手な人

が どうも許せん

ムモーー

怒るのってあんまり美しくないから
出来るだけ避けたいと思ってるけれど
でも思ったけれど 
たまには思いっきり怒るのもいいかも知れない 人間らしくて

キレるとか
ヒステリーとか
人にあたるとか
の類いではなく
もっと純粋に怒る

それでも人前で怒るのはやはり美しくない &
誰かをイヤな気持ちにさせてしまう ので

「ちきしょーッ」
と誰もいないところで叫んで発散させるのはよいのでなかろか
大きい声を出すのは気持ちよいこと
そう言えば大きい声なんて久しく出していない
まあ日本人の大人はあんまり叫ばないのが普通
(アメリカ人は良く雄叫びを上げているが、、、)

でもなあ家で大きな声で叫ぶと
ご近所さんが何事と思うであろう
などと考えていたら
自然の中 山に行って思いっきり叫びたくなった
「ヤッホー」ではなく
「ウオーッ」「コノヤローッ」とかそんな感じで

お腹の中に貯めないで
色んなものを発散させてあげるのだ

幸い今週末は大自然へ遠出するので
実現の可能性高し わくわく

ワオーーーン! 野生

全く吠えないビビはストレス貯まらんだろうか
心が優し過ぎて怒る事があんまりないのだな

全く良く出来た犬です

根菜ラブ

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確か水曜日くらいの夜ご飯

*根菜たっぷりみそ汁
*根菜たっぷり炊き込みご飯
*鮭のせいろ蒸し

おいしかたー
秋は根菜が美味しいッ
炊き込みご飯にするといくらでも食べれちゃうー
おにぎりにしてランチにも持参

先日Hマートで竹のミニ蒸し器を買ったのだが
なかなか重宝している
お野菜をただ蒸して頂いたり
お芋やシューマイ蒸したり
ほんのり竹の匂いがついて香りも良ひ

お好み焼き

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今日の晩ご飯

時々無性にお好み焼きが食べたくなる
関西人の血のせいでしょうか
というわけでブタ玉

ウチにお好み焼きソースが無かったので
ケチャップと醤油を混ぜたオリジナルソース
お 悪くないよ

これだけでは野菜がキャベツオンリーなので
もっと野菜も食べたいと
チキントマトスープも作ったら
なんだか変な組み合わせになった 

DJ的に言うと

関西人 featuring アメリカンママン

合うか合わないかと言われれば
合いません ね

いっしょに出したものの別々に頂いたような心持ち

デザインマネージメント

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<たっぷりあったチェックがとうとう無くなったので 
オーダーした新しいキティちゃんのチェック
キティファンではないが(どちらかというと避けている方だが)
こういう事務的なものをカワイクするのは好きである
だって使う時楽しいじゃなーい>

1ヶ月くらい前に書いて
推敲の時間がなくそのままになっていたエントリーをば 

よいしょ

*************************

全く取るつもりが無かったけれど
諸事情に寄りデザインマネージメントのクラスを取る事に
(デザインの経営学)
今までこういうカタメのクラスは避けておりましたが
いざ受けてみると意外に面白いじゃないですか
まあ分野がデザインだから
というのもあると思いますが
教授がとってもお話し上手で話が脳に届く
楽しんでおります

昨日はもっとも気になるところ
「ファイナンシャルについて」
だったのですが なるほどー うむー 

<習った事>
報酬代金の設定の仕方
(上から順にオススメ度が高い 4はオススメ出来ない)

1、時給換算
2、1ページ毎の値段を定めそれで換算
3、過去の仕事と同じ値段をつける方法
4、クライアントの言い値

という大まかな4種類の方法がある

して この1、時給計算の仕方を聞いて目からウロコ!

まあ時給計算の仕方についても
オイラがやっていたような他の同業者や自分の経験年数を
参考に計算する方法もあるのですが
一番オススメの計算法は

「自分が生活していくのにいくら必要なのか」

を元に割り出す方法だそうです

ほおお
なるほどー それで生活していくのだから
クライアント基準ではなく
自らの生活が基準
すごく納得

で その計算の仕方は

1、自分がひと月に必要な出費金額を計算
(レントから食費、衣服代、交際費など全て足す)
2、その額の10%を足す
(これはレントや物価が上がったりの多少の変動をカバーするため)
3、さらに30%を足す
(これはタックス支払い用でこの分は使ってしまわないようセービングに回す)
4、最後にこれを時間数で割る

1日8時間労働x5日=40時間
40時間x4週間=160時間
1ヶ月160時間労働

自分のひと月必要な金額÷160=時給

となるそうな 

つまり もし月額必要なお金が $3000とする
+$300 3300
+$900 4200
4200÷160=$26.25が時給

自分のも計算してみましたが
思ったより低い時給で生きて行けるよう
でも いつも断然それより低くチャージしてしまっている
ここが弱点
ビジネスはシビアにいかねばならぬのですな

それから 絶対に何があってもタダで働くな 
例えインターンでもタダで働くな と教授

例え義理や情があっても
それをやると他のデザイナーに多大な迷惑をかける
デザイン自体の価値を下げる事になる
又クライアント側にも誤解を与える
クライアントの差別にもなる
きちんとお金を払っているクライアントに失礼だ
それから自分の作るものの質を落とす事にも繋がる

一見冷たく見えたり 
お金の亡者みたいに思われるかもしれないけど
プロとしてそこはハッキリするべきなのね

教授はどうしても悪いような気持ちになった時
「なぜ自分が他の人の支払い分をカバーせねばならないのだ」
と考えると良いと言っていました
つまり無料にする事でその人の飲み代や電気代を受け持ってると思うと
ちとバカバカしくないか と

なるほど

ふむー 
今まで手探りでやって来たこの分野
なんだかこのクラスを取ってすごくクリアになりました

思いがけないところで楽しんでいます


2009年10月25日

デザインマネージメント 追記

なぜ仕事の無料奉仕がよくないか

先生が言った事よりもさらに少し自分が納得する考え方をまとめてみた

1、まずインターンを無料で働かせる会社の場合

「どのような労働に対しても代価は支払われるべきである」

経験が豊富でバリバリ働いているデザイナーと
同じ給料を支払えというのはおかしいので
そこはやはり差をつけて良いと思うのだが、
いかなる労力に対しても無料という評価はおかしい

その上、仕事の経験がなく
これから頑張ろうとしているデザイナーの卵の
弱みにつけいっているようなやり方も気に食わない
そのような考え方の企業は、どちらにしても
働くのに適していない環境を提供していると思われる

万一自分が会社を作ったら、
必ずインターンにもきっちりお給料を支払う会社にしたい

自分の会社の為に働く人を大切にせず成功し長生きする企業はないはず


2、知り合い等から無料で仕事を頼まれる場合

「ではあなたの仕事も無料で奉仕するのですか」

お世話になった方、仲の良い人によくしてあげたいという気持ちは否定出来ない
割引する又はバーター等は納得の上なら多いに良いと思う
だけど全くの無料というと話が変わって来る

例えば お寿司屋さんの友達にデザインを頼まれ
無料でメニューを作るデザイナー
そのお寿司屋さんは常連さんにお世話になってるからと
突き出しをサービスする事はあっても
全て無料でお代は頂かないことはあるだろうか?
そんな事をしていたら何のための商売だか分からない
じゃあ デザイナーは?
デザイナーだってそうである

ただ 純粋なボランティア団体が
全く誰からのチャージも受けず活動している場合
純粋にボランティアとして自らの労力を
提供し社会の役に立つような例は大いに良いと思う

3、「デザインがなくて死ぬ人はいない」

幸か不幸か 
「うちの会社はロゴがないのでもうすぐ社長が死ぬ」
「名刺のデザインがかっこわるいから病気になりました」
というような事にはならない

医師が重病人に
「お金ないなら診れません」
と言うのは難しくとも
デザインならば出来る

デザインが良くないせいで経営が悪化して生活が苦しくなる
というような遠回りで影響を及ぼすような事はあるにせよ 
デザインが直接に生死に関わるような事はないので
デザインを断っても人命には関わらない

支払える余裕がないなら
デザインが出来る人のサービスを利用することは諦めること
利用するならそれなりの代価を支払うべき

****************

アメリカの掲示板 クレイグスリストなどでも
「デザインを無料に近い値段でして下さい」
「インターン募集 給料はなし」
という投稿に対し憤慨反撃しているデザイナーの投稿なんかをよく見かける
「そうだーそうだー!」と心で思ってます

代価を払う気がないなら人の能力を当てにせず
自分でどうにかするもしくはデザインは諦めよう

自分自身に向かって言ってる言葉でもあるが
デザイナーにとってこの悪循環を断ち切るためには
消費者側に訴えるよりも先に 
まずデザイナー一人一人がデザインで生きて行くと決めたなら
自身の現在の経験やスキルなどに関わらず断固として
「無料奉仕はしない」
と 心に強く決めて行動する事なのが何より大切なのだと思う

立ち上げれ クリエイター!(自分含む)
食べなきゃ生きて行けませぬ

2009年10月26日

人生何事も経験

最近 新しい経験をたくさんさせて頂く機会のあるオイラ
良いものも悪いものも含め 人生何事も経験

土曜日 
ボストンでビジネスをしている日本人の支援団体
そこで開催されているレクチャーイベントに行って来ました

今までこういうのに参加しようと思った事はないのに
トピックが気になるものだったので思わず参加

初めてだったので少し不安でしたが、
行ってみるととても興味深く色々勉強になりました
講師の先生の英語の発音がきれいで
丁寧に話して下さったので分かり易かった

おまけに英語と日本語で交互のレクチャー
通訳さんが居てその場で訳してくれるのだが
あんな風に通訳出来るなんてすごいなー!と感心
瞬時に言語を変えて適切な言葉を選んで伝えるというのは
簡単に出来る事ではない
それも一応英語が出来る日本人がたくさん居る前で
やるのだから誤摩化しも効かないし
オイラにはとても出来ないな
普段から英語と日本語が脳みそでミックスされて
十分グチャグチャでキャパいっぱいいっぱい

それからたくさんのお菓子や飲み物が用意されてて 目がキラキラ
一番に日本のクリームパンに飛びつく うまひ

なんと言っても一番良かったのは
普段知り合う機会のないボストンで頑張る日本人の方とお話出来た事でした

また今度も面白そうなトピックがあれば
こちらで開催されてるイベントに参加してみようと思います

メイン紅葉ドライブ

091025.jpg

<写真左上から:①158カフェの看板②まっことゆるいカフェ店内
③オイラのオーダースモークサーモンのベーグルとチャイヤム!
ベーグルを入れてくれる入れ物何でも無いのにおされだ
④えりちんのたまごベーグルヤム!⑤まっことゆるいカフェ入り口
⑥途中で発見!思わず立ち寄ったデイリークイーンのソフトクリームヤム!
⑦アーチストブリッジ+えりりん⑧ブリッジ
⑨ブリッジ付近の大自然ビビぞう喜び駆け巡るとても楽しそうでした
⑩カワイイえりりん+ビビぞコンビ ⑩①珍しい植物きれいだね
⑩②ボストンに帰ってから頂いた晩ご飯ビビンバップヤム!>


秋晴れで最高に気持ちのよい日曜日
えりちんとメインへ紅葉ドライブに行って来ました

前日 折角寝かけた良いところを
近所の人の大声で起こされ寝直しが出来ずかなり寝不足で起床
あわあわ準備を始めて出かける

朝ご飯にとえりちんが手作りのオカラ入りイングリッシュスコーンを
持って来てくれました とっても美味しかった〜♥

道すがら素敵な紅葉や自然をたくさん見れたし
ずっと行きたかったベーグルの美味しいカフェ 158に行けました
このカフェ すぐ側の大学の学生さんが始めたらしいのですが
まっことゆるーい感じでかなりよいです
ゆるい中にちらりとセンスの良さが光る
古いけど落ち着く店内
でもって ベーグル美味しかった!

それからあこがれのカバードブリッジ(メイン名物屋根付き橋)も
見れて最高!
止め具も木で作られた全て木製の橋
昔と変わらぬ美しいたたずまいでそこにかかっていました

久しぶりの大自然に癒された1日

エライ目に合いました

週末連続のお出かけ疲れでたっぷり寝て気持ちよく起きた今朝

ビビぞのお散歩に行き
さあ今日からミッドタームの勉強しなくちゃないやだなあ
なぞと思いながら帰って来て

ビビぞといつも通りアパートのエレベーターに乗ったとたん
「ウィイイイーン ヒューン」

どうやら停電

オイラの人生 一番あったらイヤだなと思っていた事ベスト10
にランクインされている
「エレベーターに閉じ込められる」
を思わぬところで経験
映画だけの世界と思っていたよ

かなりのクロスホビア(閉所恐怖症)だと
自分で思っていたのでそんな目にあったら
パニックにあってどうなるか分かりゃしない
呼吸不全になったり
取り乱して泣き叫んだりしちまんじゃないか
等と 想像してさらに恐れていたのだけど

実際そういう目にあったら
わりと落ち着いてる自分を発見

最初はビックリしたけど 
乗ってすぐ止まったからまだここは地上に近いはず
自力で中ドアを手で開けてみる お 簡単に開く
でも 外ドアが開かないよ
警報機を鳴らし、電話をかけて助けを呼ぶ
とにかく中に居る事は誰かに伝わった

突然暗闇に閉じ込められ
パニくりそうでハアハア落ち着かないいたいけなビビをなだめ
景気付けに歌を歌う
こういう時かっこいい歌が出てくれば良いがなぜか
覚えているのはアニメソングばかり

♪ピーヒャラピーヒャラパッパパラパー
おどるポンポコリーン♪

決してかっこ良くはないが 
シリアスムードにならずなかなか良いではないか

5分ほどで助けの人到着

「miss!大丈夫ですか?今助けに来たから安心して下さい!」
とエレベーターお助けマン(?)の声

「ハーイ 大丈夫でーす ありがとー」
と答える

しばらくがちゃがちゃやってるが開かないらしい
「シッ@」「ファッ@」など イライラ目の声が聞こえる

えーと 全部聞こえてますよ
人というのは見えないとそこに人がいることを忘れてしまうのでせうか

他にも人が集まって来てる気配
「どうしたの?」と近所のおばあちゃん
「中に人が閉じ込められてるんだ」
「あらまあ怖い!良かったわ乗ってなくて!」

いやばあちゃんは良いかも知れないが
こっちは全然良くないです

すぐ助ける と言ってくれたわりには
なかなか助けてくれない
筒抜けの会話を聞いていると
どうやら何か道具が必要らしいけど
それを持って来ていないらしい
誰かに持って来てくれるように頼んでいる

もう一度
「大丈夫ですか?もうすぐ助けますから!」と声

「はーい 待ってますー」

あー 当分開かなさそうだよ
床に座ってストレッチ始める

外で言い合いの声
アパート側の人たちが早くあけてあげてくれと言っている
それに少しキレるお助けマン

「中に居る子が不安がるからそんな事言わないように」と大家さん

あのー 全部聞こえてるんですけどー

「中の女の子ぜんぜん怖がってないみたいだよ」とお助けマン

あのー 全部聞こえてるんですけどー

怖がってないわけじゃないけど
パニクったところで状況は好転しないから
冷静にしようとしてるんですッ

ビビがこの状況に慣れ始めウトウトしかけた頃
(犬はスゴイ)
ドアが開いた

シャバの空気はいいねえ

お助けマン
「ベッピンさん 段差があるから気をつけて
ボクの肩につかまってもよいよ」

いや大した段差でないので大丈夫ですありがとう
と自らジャンプして降りる
ビビの方が降りれず怖がっている
ようやくビビをジャンプさせ
皆様にお礼を行って階段で我が家まで

はあエライ目にあいました

でも これにて今までどんなに恐ろしいだろうと思っていた事も
実際経験してみるとそこまで恐ろしいものでもなく
ある程度は耐える事が出来る自分を発見

まあ これが映画「スピード」みたいな超高層ビルなら
そんな冷静な事言ってられませんし
もうこんな経験出来れば2度としたくは無いですけど

そんなわけで
教授 ミッドタームの勉強出来てましぇーん 
とこの30分間のせいに出来ないだろうか

About 2009年10月

2009年10月にブログ「バビデブウ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2009年09月です。

次のアーカイブは2009年11月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。